第６４４話　「売るから売れるようになる」

普通の人はたった一つの商品を売ることさえもできない。

また根気よく売り続けることさえもできない。

考えながら売り続けることによって

お客様が見えてくるようになることも知らずに

あなたの都合で売り続けることを止めるてしまう。

あなたの成長を止めるということも知らずに・・・・。

そしてなぜだか普通の人は

続ければ続けるほど

思考を壊したり、

体を壊すようなことばかりを

無意識に続けたがるから笑ってしまう。

なぜ人は自分が悪くなることを続け

なぜ人は自分が良くなることを続けられないのか？

マーケティングとは「売れる」ようにすること。

販売とは「売る」こと。

「売れる」とはあくまでもマーケティング用語で

売れるように考えることも重要であり

「私達の商品やサービスでできることはコレです」というように

商品を主体として発生するのが

「販売」であり

「お客様の欲している必要としているものはコレですよね」というように

お客様の欲求や価値からスタートするのが

「マーケティング」です。

私達の目指すマーケティングとは

お客様を理解し

商品とサービスをお客様につなげ合わせることで

売れるようにする。

そう、お客様には笑顔で買って頂けるようにする。

また、それとは間逆のはずの

「売る」という販売行為は自助努力によって

いくらでも業績を変えることが出来る。

「売れる」とはお客様のほうから寄ってくるように仕掛ける行為

「売る」とは私達のほうからお客様に近づく行為

最初は未熟でも

あなたからお客様に近づくことによって

「売る」という自助努力を積み重ねることで

お客様の反応を生で知る

リアルにお客様を心から知る

お客様の買う喜びを間近で知る

その積み重ねを重ねない限り

本当の意味での

地域のお客様のニーズを察知し

地域のお客様を理解することは出来ません。

そのまずは第一段階として

あなたからお客様に近づき「売る」を追求し続けるから

お客様のニーズから外れると

お客様を傷つける時もある

また、その逆でお客様にキツイ一言をもらい

あなたが傷つく時もある。

その繰り返しがお客様視点に近づける基本なのです。

一般常識では「マーケティング」と「販売」は

根本的には違うと言われます。

私から言わせれば

「お客様が笑顔で買って頂く」ということには

なんら変わりません。

だから根本的には同じです。

それが「売るから売れるようになる」

「売るように売れる」

「売れるように売る」というように

「マーケティング」と「販売」の融合が生まれます。

それが佐藤勝人流の

人材育成型マーケティング論です。