第６１１話　取締役などの経営幹部はすべて親族ですか？

多くの皆様に誤解を招いてしまったこと

ここに報告させていただきます。

一通のありがたいメールより

いつもＣＲＴ栃木放送のラジオ番組

「まるきん勝人塾」を聞いてます。

いつも楽しみにしています。

先日サトカメさんのホームページが気になり開いてみました。

そして、会社概要をチェックしましたら

取締役などの経営幹部は

すべて親族で固めているようですね。

この経営方針は正しいのでしょうか？

他にもいろいろな人を入れて

切磋琢磨して

経営したほうがいいのではと感じますが？

少し違和感を感じました。

佐藤勝人談

今回の件

確かにお客様の言うとおりだと思います。

しかし、現状の日本では

家業からスタートする企業が９０％近く占めています。

決して同族企業が悪いとか

良いとかいうのではありません。

経営として社会に貢献しやすいスタイルで

企業というのは発展していけば良いと思います。

それよりも世間では

親兄弟ですらいがみ合って

一緒になって経営理念を通すことすらできない

という会社が普通のようです。

それでいて地域密着を実践する？

それもないだろうという考えなんです。

そんな中、私達親兄弟佐藤一族は、

私利私欲なんかで一切喧嘩することがなく

地域密着はまずは家族からを

本音で実践している

日本でも稀なまじめな中小企業として

商業界や日経ビジネス誌等々の

全国の各ビジネス誌でも取り上げていただきました。

もちろん私の嫁さんも湯沢店長の下で

宇都宮本店のパートタイマーとして週に５日

アソシエイトとしてみんなと一緒になって実践しています。

だからと言って

私達は親族にこだわっているわけでもなく

甘んじた経営をしようという発想も一切ありません。

我がサトーカメラも

４３年前に父親の家族経営から

町のカメラ屋さんがスタートし

初めて新入社員を雇い始めたのが

私が宇都宮岩曽店店長で２４歳の時、

今から１９年前でした。

もちろん何のノウハウもなかったので

人材の育成には本当に苦労しました。

やっと、本当にやっとなのですが

人も育ちはじめ

十数年も掛かってしまいましたが、

おかげさまで

念願の親族以外の経営幹部が

今年の１月に５名ほど

新役員が加わることができました。

企業組織として

常に現状に甘んじることなく

次への階段を

少しずつですが上り始めている途中です。

まだ３０代と若い役員ばかりですが

お互いに更なる切磋琢磨できる環境が

少しずつですが

整ってきているのが現状です。

私達は一人一人を一生懸命育てながら

慌てずに「お客様の想い出をキレイに一生残すために」という

経営理念を本音で実践し

地域に根ざし成長し続ける経営を

心がけております。

その意味でも今回のご指摘の件は

ある規模、ある発展の段階では

ごもっともだと思います。

私達も一つ一つ着実に成長発展させていきますので

これからもヨロシクお願い致します。

そして今回ご指摘のＨＰの方も

４月中には改正する段取りで動いています。

HP改正の不手際もあり

多くの方々に

誤解を招いてしまったこと

この場を借りて深くお詫び申し上げます。

ここにご報告させていただきます。

今後ともご指導の程よろしくお願い申し上げます。