第５６話　バストアップだって同じです！？

銀座のクラブのカリスマ！！
ママさんがエステを起業したらしい！

しかし、起業して２ヶ月、業績も思わしくないらしく・・・
働いている女性社員７人がバラバラ状態だという。

ママさん社長曰く
夜の銀座ではカリスマだから人を動かすのは楽なんだけど
昼間の女性社員はどう扱って良いかわからないという・・・。

私は答えてあげた！
それはそうだよ
夜の銀座はまさにクラブのブランド、
それこそ一流企業だよ、
働きたい女性だけが全国から集まり
その中でも選び抜かれた人たちだけが
必死に働く
その中でのママさんは
その過当競争に勝ち抜いてきた人たちだ
すでに存在だけでもカリスマなんだよ！

働く女の子にとっても
銀座でママをやっていることそのものが
すでにカリスマ的なんだと思うよ！

それこそ何でも言うことを聞くよね。
親分子分の世界だもんね！

しかし、エステ業界では
まだカリスマになっていないんだから
まだまだだよね！

と、ママさん社長に言ってあげた。

しかし、どうも昼間働く女の子は勝手が違うらしい・・。
それはわかるが、そんなことは無いのが私の経験だ。

そんなことで
東京のセミナー会場で知り合った
私のセミナーを受けに来て頂いた
ママさん社長から
個別訪問指導の依頼を受けた！

経営状況をその場で分析させてもらって
チームとして１店舗を
問題解決のためにカウンセリングした。

それから全員を集めさせてもらった。
勉強会のために店を６時間も閉めてもらった。
もちろん、女性オンリーの店だから
私が店にいる時にお客様が来たらマズイという問題もあったからだ。

そして、
商品価値を見極めるために
１つ１つを７人みんなで整理させる。
そんなことは、どんな商品でも同じだ！

さらに、
自店の利便性価値もみんなで整理させる。

自分達から自社の強みを浮き彫りにさせる手法だ。

そしてさらに、顧客獲得ＮＯ１の店長を生け贄に
みんなで店長の強みを整理する。

やることが決まれば
どんな商売でも同じ、
みんな同じなんだよね！

ちなみに商品は、
バストアップする施術サービスだった。（＾＾）

私も一緒になって
バストアップする施術サービスの
商品価値を聞きだし勉強した。

私はまじめに質問、施術サービスの具合を研究した。
最初は私に対して恥ずかしがっていた女性社員たちも
真剣に自社のサービスを商品価値を見つめ直す。
調べれば調べるほどマジで自分達のやっている
素晴らしいサービスを知っていった。

７人の女性チームが一つ一つ商品価値と
自店の利便性価値を見つけ出すたびに
チームがまとまってくることを強く感じた。

どんな商売でも同じ、
みんな同じ、というのが私の持論だ。

一つの商品があれば、
必ずチームはまとまることを知らされた。

個別訪問指導が終わって

ママさんが最後に一言！
「本を読んで気づいたのですが、佐藤さんは野球が好きらしいですね・・・・」

プロ野球選手は誰と一緒に飲みたいですか！？だって。

マッ、マジで！？

顧客満足のプロ中のプロのママさん社長は
たった一言で私に夢と感動を与えてくれた・・・・・。

さッ、さすが、カリスマ・・・・・。