毎日更新|佐藤勝人のブログ

佐藤勝人のブログ・一刀両断

第311話 ブログ「小林孝志の豊かでいこう」から学ぶ

佐藤勝人の経営一刀両断ブログにもリンク貼ってる
ブログ「小林孝志の豊かでいこう!」でもお馴染みの
飲食業界の実業経営コンサルタント小林孝志氏のブログから

文面より

第16話一般論からの脱出

先日、母親からメールがありました。

「このブログを読んだ、あそこまであからさまに書いていいの?
父さんは喋りすぎだと心配している、もう少し一般論的にすれば。」

いくつになっても心配するのは親心なんだろう。

しかし、このメールを見てグッと自信を深めました。
このブログがちゃんと実践論、ホンネ論になっているということ。

経営コンサルタントになりたてのころは一般論の意味がわかりませんでした。

経営コンサルタント暦2年目の時に
自分が主催で「接客の極意セミナー」というのを開催しました。

第1講座で、私はテレビや雑誌を見ていて気付いたことや法則じみたことを
自分なりにまとめて話をしました。

持ち時間は50分。

30分ほど経過したころに自分がなんだか浮いている気がしました。
40名ほどのお客様もノリが悪い・・

なんとなく嫌な空気を感じて、
後方の講師席を見ると上司の宮内亨氏の顔が
遠めに見ても明らかなほど怒りに満ちている…

放っておくと講師席から怒鳴り散らされそうな雰囲気・・・

あれ?なんか悪いことしたかな?????
もうこれで舞い上がってしまい、しどろもどろのエンディングでした。

休憩時間に入り、
講師席に戻ると宮内亨氏はリアルに怒りに震えています。

ヤベェ~・・・なに怒ってんだろ?

ドキドキしていると、その隣に座っていた
ゲスト講師のサトーカメラ佐藤勝人氏が

「てめえ、なにつまんない話してんだよっ!なんだありゃぁ?
 だめだよ、話になんねぇよ!」

なんと、上司ではなく、ゲスト講師にボロクソ言われてしまいました・・

そして最後に吐き捨てるように

「この一般論野郎!」

・・・・

私は私なりに自分の意見を述べたつもりでした。

なのに一般論?????
なんで?なんで?なんで?????

お客様アンケートを見ると
「第1講座はひどかった」、「役に立たなかった」と酷評。

実はその3ヶ月前に実施したPOPセミナーでは、
お客様が持参したPOPをその場で添削して
とても高い評価を受けていただけにショックでした・・

自分ではそれと同じ事をしているつもりでいましたが、
その違いさえも理解できなかったのが当時の私でした。

その後、佐藤勝人氏には
会うたびに「イッパンロン小林」とリングネームで呼ばれ、
一般という言葉を聞くだけで
ドキッとしまうほどトラウマに陥るほどでした。

それでも、宮内亨氏、佐藤勝人氏をはじめ
関わる人たち全てに鍛えられ、

一般論の意味もわかり、
一般論のつまらなさも身にしみてわかるようになりました。

「自分でやったことを、常識や世間体など気にせずに、
  自分の言葉で飾らずに語る。」

簡単なようで難しいことでしたが、ようやくトラウマからも解放されました。

佐藤勝人談

一般論が悪いわけではないが。
「一般論=大衆論」と勘違いされるがそうではないと思う。

私が思う一般論とは建前論のことで
決して大衆論では無い
一般論がお客様の目線では無いということです。

学校の教科書的に正しいとされる答えが一般論で
その一般論ではお客様の目線に立てないということです。

町には色々な言葉や文化が蔓延っていて
それが社会であり現実であり
それを受け入れ生活者の目線に立たないと商売は繁盛しない。

お金が絡む商売には
お客様だって命や家族や愛の次に大切なお金を使うわけだから
「一般論=建前論」よりも
本音で「コレどうなのよ?」「この商品と俺はマッチングするの?」「本当に旨いの?」って
聞きたいのが生活者の目だ声だ。

それが建前で「人それぞれですね!」なんていわれたらお客様の目線に立っていない証拠・・・

それが本音なら「お客様にはAよりBの方がお似合いですね、なぜなら0000だから!」って言ってくれよ

お客様の目線とは
自分の目を通して自分がお客様に成り代わって本音でサポートすることに尽きます。

本音で相手に言えないということは勉強不足なわけで
本音が怖いということは勉強不足なわけで
本音を言えば失礼だというのも自分が勉強不足であることを知って欲しい。

私が言う本音とはあなたの感情論ではない。

事実を言葉にすること。

事実を知るからお客様をサポートできるんだ!

それがお客様の目線なんだ!

合わせてチェック!

実践派経営コンサルタント・佐藤勝人へのセミナー・講演・個別指導などの相談依頼はJSPL日本販売促進研究所よりお問合せください​

読んだその日から経営が変わる!佐藤勝人の第10作目の新著​

実践派経営コンサルタント・佐藤勝人へのセミナー・講演・個別指導などの相談依頼はJSPL日本販売促進研究所よりお問合せください​

あなたの人生と商売感を変える!

世の中のニュースを本質的に理解しよう。時事ネタを佐藤勝人が一刀両断!

この記事を書いたのは
佐藤勝人</br>Katsuhito Sato

佐藤勝人
Katsuhito Sato

日本販売促進研究所 代表取締役社長
サトーカメラ株式会社 代表取締役専務

「第311話 ブログ「小林孝志の豊かでいこう」から学ぶ」への4件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    朝から宇都宮本店駐車場ゴミ拾い&草むしり計30分
    宇都宮本店朝礼30分、
    本部打ち合わせ30分、

    6月商戦第二弾チラシ最終校正
    ケータイチラシ第二弾最終校正
    クーポン券校正
    旅行企画申込書校正

    店回り

  2. SECRET: 0
    PASS:
    毎週金曜日夜7時放送「SatocameGT」の
    ゲストで宇都宮のヒップホップ界の大御所「時雨」の東力士君と初対面
    彼のラップにはまった!
    80年代のカリスマ「RUN DMC」を彷彿させる迫力
    宇都宮に凄いラッパーが居た!

  3. シルバーラビット

    SECRET: 0
    PASS:
    佐藤様
    今晩は!

    私も勉強不足を嘆いておらず仕事のテーマを素材に
    学びと行動の積み重ね中で「事実を言葉にすること。」
    出来るようにいたしたいと思います。
    ~少々遅かれしの感がありますが笑わないで下さい。

    ありがとうございました。

  4. SECRET: 0
    PASS:
    シルバーラビットさんありがとうございます!

    本音とは決して感情論ではありません。
    事実を言葉にする癖をつけましょう。
    そうしないと現場検証も出来ませんね。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。

佐藤勝人YouTubeチャンネル

佐藤勝人の最新著作

モノが売れない時代の繁盛のつくり方

最近1週間の記事

過去の記事

アーカイブ