第３０２話　母校県立宇都宮商業高校を誇りに思えた瞬間！

母校県立宇都宮商業高校では
２００３年５月創立１０２年周年記念式典で
全校生徒、全教員、ＰＴＡやOBの前で
OB代表で講演をやらさせていただきました。

それまでは一般的に
今の時代に普通高校じゃなく
商業高校は無いだろう？っていう
浅い知識でした。

しかし、私のその浅い知識を一瞬にして覆してくれたのが
校長先生と教頭先生とＯ先生でした。
それがきっかけで学校経営の素晴らしさを知り
息子ゆうじを誇りを持って母校に入れた経緯がありました。

それもきっかけで母校県立宇都宮商業高校とも
取引させていただき３年目
昨日は法人営業部のＭ氏と一緒に
仕事の打ち合わせと
挨拶を兼ねて０先生のところへ向かう！

私達が学校に入ったのは丁度掃除の時間だった
正面入り口から私達と通りすがる生徒達の
キチンとした挨拶にはチョッとビックリしました。

どうせ表向きだけだろうと思いながらも２階へ上がる

２階へあがると階段の奥あたりでおしゃべりしている子達がいた
その子達は絶対に挨拶しないだろうと思っていたら

生徒達の方から「こんにちは～」って
顔を向けて挨拶しているではないか・・・

なぜ？なぜ？なぜなの？どうしてなの？

私達は職員室に入った
すると先生達の机の下の奥の床まで雑巾がけしている生徒がいた
その生徒は息子ゆうじの野球部仲間で
私も中学生の時から知っている悪ガキなので
私はA君を捉まえて笑顔で「また、お前！悪い子としたな！」って言ったら
私に気づいたA君は即作業を止めて立ち上がって私の顔見て
満面笑みで「こんにちは～」って言い返してきた・・・
私は「何悪いことやらかしたんだ？」って聞いたら
まじめにお掃除時間のお掃除だったらしい・・・

信じられない・・・

この生徒達の変わり様・・・

廊下で２年生の野球部の生徒に声を掛けると
彼らから私のほうに一歩前へ歩み寄ってきてキチンと返事しやがる・・・

いまどきの高校生なら
普通なら挨拶も返事もろくに出来ないはず
普通なら一歩前を出ずに一歩下がる感じじゃないか。

我が家の息子ゆうじを入学させてから３年目

生徒達が以前にも増して生き生きとしていた。

この３年で先生達も以前にも増して生き生きとしていた。

学校そのものが変わっていた・・・。

私は我が母校に凄く誇りを持てた！
本当に息子ゆうじを宇都宮商業高校に入れて良かったと思った。
誇りを持てるのはハードではなくソフトであることも実感した。

そして、０先生！何したの？

私も学びたい！真似したい！

私は率直に質問した。

すると
実は４年前から教育方針を更に改善し
入学したばかりの１年生の時から
徹底的に躾け学ばさせるようにしたらしい。

なぜかというと１年生の時は誰でも
「やるぞ！がんばるぞ！」って言う気持ちで入って来ます。

だから１年生を徹底的に学び方から方向性まで躾けるのです。

そうすると２年生３年生になっても
生徒達はキチンと考えて行動するんですね。
その改革を始めてから丁度４年目なのです。

先生達の教育も同じです。だって。

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