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佐藤勝人のブログ・一刀両断

キミは人徳って?その人徳のある人間とはナニ?2415号

90才代の元気な老人に

佐藤勝人君は「人徳だ」って言ってくれた

その時の「人徳」っていう言葉には

少なからず覚えがあった

確か17年ぐらい前に

キヤノンの60周年記念式典で

当時の浅沼商会の勝岡会長

ヨーダのような雰囲気を持つ

カメラ業界の重鎮が

30歳になったばかりの

イケイケの私を捉まえて

「勝人君は人徳じゃ」

「君には人徳が備わっているエエわ」

「君はじ・ん・と・くじゃ」って

笑顔で言ってくれたことを思い出した

私は当時「人徳」の意味すらわからず

あまり深く考えず

「徳と得と特」の違いも

ろくにわからず

ただの次男坊だから得した男

程度の言葉と思い

「ありがとうございます」って

言った覚えがあった

それでは「人徳」ってなんなのだろうか?

私なりに整理してみた

真面目で正直な彼は

いつでも直球勝負

そしてアウトも

ランナーも

相手との点差も関係ありません

いつでも直球勝負の彼では

当然試合にはなりません

監督が「ピッチャー交代」を告げると

ブスッとした顔してベンチに戻ってきた

これではいつまでたっても

彼は勝てません

ベンチでふて腐れている彼に

監督は言いました

「試合の目的はなんだ?」

「ピッチャーの役割はなんだ?」

彼の意外な答えは

「わかりません」でした

そして多少キレたのか

「なぜ僕は真面目に直球勝負をしているのに

交代させられなきゃならないんですか?」

「勝てないのは僕の責任じゃありません」

「あいつが打たないから」

「あいつがエラーしたから」

「あいつが!あいつが!あいつが!」

自分の事しか考えられない彼は

仕舞いには開き直って

監督は俺のことわかっていない

どうせ俺がすべて悪いんだ

「すべて自分の責任です」って

心にも無いことを言いだした

そんな彼に監督は言いました

そんなに難しいことじゃないんだ

「試合の目的は勝利すること」

「そしてピッチャーの役割は

相手打線を押さえ込むピッチングで

勝利を導く立役者になることなんだ」

「いくら君が頑張っても

チームメイトがしっかり攻守してくれないと

自分ひとりでは絶対に試合には勝てないんだ」

他の仲間達が

「あいつのために打ってやろう」

「あいつのために守ってやろう」の

思いの強弱は

マウンドに立ってるキミの

人徳の有る無しで決まるんだ

「君はマウンドに立って

正面ばっかり見ているけど、

一度でも良いから後ろも回りも見てみろ」

「他の仲間達はキミのピッチングに

あきれかえっているじゃないか」

っていうことは

「君に徳が無い」

「君に人徳が備わっていないっていうことなんだ」

それなら

どうしたら人徳が備わるのだろうか?

仕事とはお客様あっての仕事

プロである以上厳しいものだ

「別にそんなにうるさく言わなくても良いじゃないか」

では考えも行動も深まりせん

ましては自分の能力以上の仕事には

必ず苦痛を感じるでしょう

それを繰り返すことで成長した人間には

やがて昇格昇給という

ご褒美が与えられます

すると

そこについてくるのが

「責任と権限と部下」と「頼むぞ」っていう

大きな期待と大きなプレッシャーと

大きな不安です

だから当然成果も求められます

求められる成果は当然

「別にそんなにうるさく言わなくても良いじゃないか」

ではとても無理です

そして君は部下にも苦労を伴う仕事を

与えることになるでしょう

そして自分がその立場を得るまでの

苦労を忘れてしまった君は

たぶん部下の苦労には無関心

また自分のことしか考えられない

自分が昇格昇給する事しか

考えていない君も同じです

そんな君の下にいる部下に

成長はあるでしょうか?

そんな君の部下に将来はあるでしょうか?

未来はあるでしょうか?

自分がここへ到るまでの

苦労を絶対に忘れてはいけない

背中を押してくれた

その時の相手の「思い」を

絶対に忘れてはならない

部下の痛みや歓びも

自分のものに出来るキミ

そんな君が部下を成長させます

部下を成長させる君は

「にっこり笑って」

あえて困難な仕事を与えるはずです

時には「心で泣いて」叱ります

君は上司としての苦悩を伴いますが

その鍛錬が必ず

「徳」となって表れてきます

君は相手のために自己犠牲を怠らない

君は相手に無償の愛を与えられる

そんな力が「徳」の有る人間と

言えるのだと気づきました

だから私は君に

人生の勝利投手になって欲しいと

いつも思っているんだ

ヨロシク

第26回ビジネス書宇都宮出版会議

日時・2013年8月21日(水)13時~17時

会場・サトーカメラ宇都宮本店2階ホール
    宇都宮市陽東3-27-15   

参加費・無料

懇親会・17時30分~別会場にて別途

この宇都宮ビジネス書出版会議からは

全国デビューを果たした著者は既に9名

さらに3万部を超えるベストセラー著書も生まれました

1・アパレル業界の社長が書いた
  ありがとうと言われる販売員育成本は
  富山県の柴田昌孝氏
  この本が超ベストセラーとして売れています

2・アートディレクターが書いた
  パパ・ママショップのための売れるチラシ本
  岐阜県の加納裕泰氏

3・資金調達コンサルタントが書いた
  大阪府の東川仁氏

4・チーズケーキ日本一が書いた
  200メートルの行列をつくる本は
  和歌山県の山添利也氏

5・中小企業診断士が書いた
  中小企業診断士最短合格勉強本は
  愛知県の斎尾裕史氏&日野眞明氏

6・左官屋の社長が書いた
  大手ゼネコンの教科書にもなっている職人育成本は
  栃木県の阿久津一志氏

7・県内シェア80%を抑える地方のおしぼり会社の
  経営企画室長が書いた
  心が折れない飛び込み営業本は
  栃木県の添田泰弘氏

8・今年の2月に発売された
  コーチングの先生が書いたい
  部下を育てる承認力本は
  東京都の吉田幸弘氏

9・今月発売された
  運送会社「ナルキュウ」
  日本初のプロトラックドライバー育成本
  全国の中小運送会社にかなり衝撃を与えます
  愛知県の酒井誠氏

さらに只今執筆中であり

今年中に発売予定の著者候補が更に5名

1・栃木県の中小店向け情報発信コンサルタント

2・富山県の不動産鑑定士

3・サトカメの豊島常務

4・新潟県の靴チェーンマネージャーの小熊さん

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このように宇都宮出版会議は

全国各地から各業界の

いろいろな立場の方々が

全国デビューを果たせる場

日本全国ココしかない

ご参加希望の方は

企画発表の有無も合わせて

下記へメールください

同文舘出版株式会社 
ビジネス書編集部 戸井田歩

〒101-0051 
東京都千代田区神田神保町1-41
TEL:03-3294-1802
FAX:03-3294-1807
E-MAIL:toida@dobunkan.co.jp
HP URL:http://www.dobunkan.co.jp
dobooks公式ブログURL:http://do-books.net/

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遠方の方は1泊2日で

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ヨロシク

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8月22日(木)「とちぎ勝人塾」サトカメ本店2階開催

8月24日(土)「はかた勝人塾」福岡県博多開催

9月 4日(水)「とうきょう勝人塾」東京都内開催

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9月20日(金)「とちぎ勝人塾」サトカメ本店2階開催

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この記事を書いたのは
佐藤勝人</br>Katsuhito Sato

佐藤勝人
Katsuhito Sato

日本販売促進研究所 代表取締役社長
サトーカメラ株式会社 代表取締役専務

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