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第230話 「自分の話を聞いてくれない・・」って言ったって!

店長でも副店長でも「自分の話を聞いてくれない」と
部下育成で悩む人がいます。

そういう人に限って人の話の聞き方が下手です。

横向いて聞いている・・・
下向いて聞いている・・・
暗い顔で聞いている・・・
あくびしながら聞いている・・・
他を気にしながら聞いている・・・
携帯いじりながら聞いている・・・
偉そうな面して聞いている・・・

バカ話ならそれでも良いが
真剣に仕事の話をしている時では
話しているほうはムカつきますよね!
真剣であれば真剣であるほどムカつくはずです。

自分の話を聞いてもらう前に
君が部下の話を聞いているのか?

自分の話を聞いてもらう前に
君が相手の話をきちんと聞いているのか?

自分は相手の話を聞かないで
自分の話だけを聞いてもらいたいということは
君は一体何様?

相手に動いてもらうコツとして
まずは相手の話を聞く
聞くと言うことは何も相手の意見に同意したと言うことではない。

真剣に聞くという「動作」がまずは必要なんです。

その真剣に聞く「動作」が
聞いてもらった相手の心を開くんです。

自分の話を真剣に聞いてくれた・・
自分のことを解ろうとしてくれている・・・
自分のことを解ってくれた・・・

と、相手は解釈するから
相手も私の言うことを聞こうとするのです。

更に一つ。

自分で答えを持って答えを言わせようと相手に歩み寄ると
相手はあなたの答えがわからなければ困惑します、
そして「解りません」と言います。
そして、あなたは「なぜそんなことがわからないんだ!」と罵ります。
だから尚更、相手はあなたを避けるようになります。
そして、相手はあなたの為にあいそ笑いを覚えます。

あなたは、自分の答えを言わせるために話をしたいなら
有無も言わせずに強制させれば良いだけなんです。

それが官僚主義の始まりです。

私が唱える自立主義の部下育成とは

各自に自分自身の問題を見つけてあげて
自分なりの答えを出させてあげるために
真剣に相手の話を聞いて
そして真剣に相手と一緒に相手の答えを探してあげることに尽きます。

もちろんキレイ事は一切無し
本音で「お金=商品=人=正論」に繋げることで相手に気づかせ
そこを真剣にサポートをしてあげれば
人はやりがいを持って動き始めます。

だから人は元気に動くのです。

私の場合は
それは自らの何万人にも及ぶ接客から学び
自らの何百人もの部下育成から学び
自らの何万人にも及ぶ全国のありとあらゆる業種業態の
素晴らしい経営者さんや幹部さんや社員さんやパートさん
との出会いからも学び続けています。

そして、

まずは、聞き方「動作」からスタートしてください。

相手の目を見る
身を乗り出す
相手の話しているしぐさも含めた
瞬間瞬間を逃さない。
そして共感したらうなずく。
感じたことはすぐにその場で聞き返す。
解らなければ何度でも質問する。
「これは!」と思うことは手帳にメモる。

もちろん話を聞く相手は
老若男女問わず誰にでも同じです。

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この記事を書いたのは
佐藤勝人</br>Katsuhito Sato

佐藤勝人
Katsuhito Sato

日本販売促進研究所 代表取締役社長
サトーカメラ株式会社 代表取締役専務

「第230話 「自分の話を聞いてくれない・・」って言ったって!」への4件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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  2. シルバーラビット

    SECRET: 0
    PASS:
    佐藤様

     今日の名古屋は久しぶりの雨です。

     「聞き取る」ことの大切さを幾つかの側面からの
    お話には感ずることが多々ありました。

    「聞き取る」ことには本当に力がいります。

    時々聞いながら書き取ったノートと録音したテープを再生しながら
    語られた事のの確認をするとやはり都合の良い言葉だけチョイス
    し勝手解釈しています。
    ~残念ながら私の場合はそうです。

    お話して下さった方の本意をしっかりと聞く取ることの
    には先入観なしに聞かないと自分の力になりません
    し相手の方にも失礼ですよね。

    キチント正面から話かけてくださる方がだんだんと少なくなりましたね・・
    淋しいことです。

    大人の責務だと思うのですが・・・

  3. SECRET: 0
    PASS:
    (^^)シルバーラビットさんありがとうございます!
    確かに関わるという事は面倒なことなんでしょうね。
    せめて自分の部下や上司には深く関わりたいですね。
    同じ運命共同体なのだから・・。

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