第１８１話　学校だって会社だって店だって同じだよ！

我が母校、宇都宮市立簗瀬小学校は
栃木県で初の民間校長が３年前に来ました。

昨日の経営一刀両断ブログ
第１８０話「小学６年生の授業の教壇に立つ！」でも紹介しましたが

日産工場の工場長の経歴を持つ
カルロスゴーンの右腕！辣腕校長先生は
たったこの３年間で学校改革をして
子供達の雰囲気までもがガラッと変わり
誰もが認める元気のいい小学校に変貌させてきました。

もちろん彼が来る以前の校長先生達も
紳士的で威厳を持つ素晴らしい校長先生ばかりで
私がＰＴＡ会長の時には
色々地域社会や教育界のことを教えていただき
懇意にさせて頂き、酒を酌み交わす仲になり
私が子供の頃から苦手だった
「学校」「校長室」「職員室」「校長」「教頭」「教務主任」「先生」を
すべて克服させていただきました。

そして、今回の民間校長先生は
今までの慣わしを変えるくらいの
インパクトのある人間教育に夢教育は
子供達を活気づけさせました。

民間校長先生の素晴らしさが引き立ち
たった一人の校長で
学校はこんなに変わるものかと感心させられました。

先日、校長室で・・・・

佐藤「校長先生は素晴らしい実践者ですね！」

校長「そうなんだ子供達に夢のある教育をしたかった！」

サスガに一つ一つの改革が実って
子供達を巻き込む教育は実に素晴らしい。

佐藤「校長は今年か来年には転勤になると思いますが
　　　　校長先生が居なくなったら
　　　　この学校はまた昔のように戻っちゃうのですか？」

校長「それは、次の校長先生次第だけどね・・・・・」

佐藤「それはそうだけど！」

佐藤「校長！あなたしか出来ないことは素晴らしいことだが
　　　　たとえあなたが転勤しても
　　　　そんなに素晴らしいのなら
　　　　今後も続けられるように仕組みそのものを
　　　　ある程度標準化していかないとダメじゃないですか！
もちろんある程度標準化されているとは聞いていますが・・
　　　　結局は転勤したら次の校長の問題であって・・
　　　　元に戻るようじゃ意味ないじゃん・・・・」

それじゃただの話題性を呼ぶための芸人校長になっちゃうよ！！

素晴らしい人は日本全国いくらでもいますが・・
素晴らしいことは最低限に標準化して引き継いでもらわないと・・
そんなことは学校だって会社だって店だって同じだよ！

地域に残される子供達はどうなるの？
先生達はどうなるの？
社員はどうなるの？
お客さんはどうなるの？

「そこまでは責任もてない？」って言われたて・・・

「教育委員会の問題？」って普通のこといわれたって・・・

ちなみに大小関わらず
我々経営者や店長はそこまで考えて経営してるわけですよ！

それでは校長自身は
この３年間何も成長していないじゃないですか！
ただ、今まで会社で習った指導技術を学校で振り回して
自分の凄さを知らしめただけで・・・

あなたがこの小学校に植えつけさた
素晴らしい文化を受け継げさせないと！残さないと・・・・

この３年間の改革は意味ないことは無いが・・

店長だって移動したらまずは前店長の意向や考えを理解して
それから改善しそこにプラス自分の案を組み込み
３年かけてがらりと深化させて仕組み化させて文化として受け継がさせる。

相手を知らずにただ否定をするのは失礼だ！
そこに深化も進化も改革も生まない。

まずは相手を受け入れ、相手に乗り、
それからその立場に立って改善し自分の考えを整理して組み込んでいく。

それが相手も自分も成長する秘訣です。

そして、ただ無闇に過去を否定することが改革では無い！
改革とは相手も自分も成長させることにある！

そうしたら受け継ぎ、継続、持続できるように
標準化、ルール化、仕組み化するのが経営改革です。

佐藤「日本一素晴らしい校長だからこそ言いたいこと言ったけど！
　　　　本当に私は校長先生の行動力に学ばさせていただいています！」

校長の机の上にはビジネス書が何冊も読んだ後がある
その１冊には私の「一点集中で中小店は必ず勝てる」まであった！
発売時期に買って読んでくれてスグに電話で感想まで言ってくれるほどの
小回りの利く動きの早い校長らしからぬ校長先生です。

だからあなたみたいな人が
国会議員でも、
県議でも、
文部大臣でもなって
本当に教育改革をしてくれることを望んでいます！

断片的に勝手なことばかり言って申し訳ございません！
私は本当に応援しています！