第１６５話　「サトカメ今年もよろしくお願いします会」より

昨日はサトカメ２００７年決起集会
朝１０時から特別会場に全アソシエイト１５０名が揃って
全店長全部長計２４名が１人５分間の今年の決意表明をスピーチ。

一人一人のスピーチに対して感じた事を全員の前でコメントするアソシエイト。
各自が考えていること感じた事を全アソシエイトの前で発表させながら
一人一言も漏らさず聞き入る、メモを取る。
まさに全員参加型の学びの場情報の共有の場だった。

午後はお取引様・メーカー様・問屋様をご招待しての
総勢３００名の盛大なる「今年もよろしくお願いします会」

乾杯の音頭と共に
我々が毎年お取引様をご接待をするというイベントです。

その為に我々は各エリアで芸を披露し
ダンスあり、コントあり、漫談あり、ライブあり
とにかくご参加頂いたお取引様に喜んでいただきたい一心でのおもてなしです。

そんなサトカメの心意気に県内メディアで活躍するDJkeiさんが
司会進行を務めてくれたり
応援に駆けつけたミュージシャンがライブをやってくれたり
栃木放送さんはサトカメ新年会の収録に来てくれたり？
この盛り上がりを電波で流すらしいです。

普通であれば我々サトカメがお客様になるわけですから
接待を受ける方なのですが
そういう発想が嫌いです。

同じ仲間、今年一年も一生懸命
地域のお客様の為にそしてサトカメの為に
商品を供給してもらったり、
裏方でサトカメを応援いただいている方々ですから

「買ってやる」「使ってやる」「やれ」とかではなくお互い様です。
お世話になりますという発想から１２年も続いている一大行事です。

将来は更に別行事で
いつもお世話になっているアソシエイトのご家族様や
お父さんお母さんを呼んだり、
お店で買い物いただいている常連様お客様をご招待して
全アソシエイトでもてなし我々がご接待して芸を披露して
「今年もよろしくお願いします会」を出来るようにしたいと思っています。

昨日の会場の中にはこんな参加者もいました。
高校を卒業して６年間サトカメに務め
昨年父親が経営する実家のコンビ二で
父親が体を壊し倒れた時に
僕はどうしたら良いですか？って相談を受けたことがあった。

君が父親の事業を助ける事を気づかせてあげて
そして将来君が実家を継ぐ事を勧めた
あれから元副店長宮田君はサトカメを辞めて２年目。

そんな彼が家族で商売やるのは
どうしても大変だと悩みを漏らしてきた・・。

現在、彼は１人で夜中勤務

こんな生活を１年も続けていると
頭がおかしくなるって悩んでいた。

気づきの要らない生活、
考えの要らない生活、
人間扱いされないコンビ二店員生活、

実は数ヶ月前、
彼はマンネリ生活を打破する為に
仕事の合間を見て昼間
サトカメでアルバイトをしていた。

サトカメと繋がっていたいと言う。

もちろんウエルカムだ！

そして「今年もよろしくお願いします会」で彼は
やっぱりサトカメは良い。
特に離れてはじめて実感したという。

勉強できる環境、学ばさせてくれる環境、
考えられる環境、気づかせてくれる環境、
何度でもチャンスをくれる環境、仲間がいる環境、
こんなに素晴らしい会社にいた事を誇りに感じるといってくれた。

宮田　「また、こんな中途半端な僕を快く受け入れてくれて
　　　　　本当に仲間って良いなあって思いました。」

本音はサトカメに戻りたいと言ってきた・・・。

私は彼に言った
今は繋がっていろ
長い人生色々あるから心配するな
今は父親の家業を全うすることが君の役目だ。

そして彼に一言！

君は自営でやっていると
偉い人の話しが中々聞けないって言っていたが
人の話を聞いて学び勉強するということは
何も偉い人の話を聞けということではない。

商売は支配時代から
ようやく生活者の目線になった現在
いつもの他愛も無い会話の中に学びがあり気づきがある事を知れ！

偉い人？高名な人？の話なんか聞いて何になる？
ちなみに私は偉い人の話なんか聞いたことが無いぞ。

私は君の一言から充分気づかさせてもらって
学ばさせてもらって、勉強させてもらっているよ。