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第153話 勝っても喜ばない男!

私の性格は
負けても絶対に負けない男、
そしていくら勝っても、勝っても喜ばない男です。

絶対に負けない、負けても負けない、
勝つまで負けない図太い自分がいます。

だからと言って
いくら勝っても、いくら勝っても、
喜ばない冷静な自分がいます。

自分の中では
結果とはあくまでも瞬間的な評価でしかないと
思っているからです。

なぜ十数年かけてそういう思考に変化していったのか?

それは今まで素晴らしい先輩達を見てきて、
今まで素晴らしいライバル店や
ライバル会社の最後を見てきたからです。

彼らとは何度も何度も戦ってきた、
そして何度も何度も苦虫も食わされた時もありました。

10年前と今ではもう殆どが変わっています。

当時の元気だった一番店や一番チェーンに
最強店やライバル会社が
どんどん倒産に追いやられる姿を見てきて
学ばさせてもらいました。

長い時間軸の中で物事を捉えると

一瞬の成功なんて興味が無くなってきました。
一瞬の勝利なんて全然魅力を感じなくなってきました。

だから、どんなに勝っても一瞬の勝ちなんて勝ったとは思えないのです。
どんなに負けても一瞬の負けなんて負けたとは思えないのです。

経営は永続的な長期戦
目先の短期戦でたとえ負けても
長期戦に持ち込めばいい。

相手は一瞬しか見えない普通人ばかり。

現在の経営コンサルタントという商売上「勝つ!」という
謳い文句で喜ばれているが
一瞬なんていくらでも勝たせることはカンタンです。

しかし、その一瞬を続けなければ永続的ではない、
それこそ翌日には終わる。
また続けるだけでもマンネリ化する。

勝敗なんて一瞬の話に過ぎない。

だから絶対に負けない、
負けても負けない、
負けても悔しがらない。

例え今は負けても、
3年後5年後10年後20年後には勝つ。

またいくら勝っても、いくら勝っても、
10年勝ち続けても
現場が見えるから満足しない自分がいる。

経営は永遠に体力を温存して
疲れない体質を作り上げて
永遠に走り続けること

そんな会社が最強なのかもしれない。
その地味さがカッコイイと思っています!

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この記事を書いたのは
佐藤勝人</br>Katsuhito Sato

佐藤勝人
Katsuhito Sato

日本販売促進研究所 代表取締役社長
サトーカメラ株式会社 代表取締役専務

「第153話 勝っても喜ばない男!」への4件のフィードバック

  1. シルバーラビット

    SECRET: 0
    PASS:
    事業における勝敗はおっしやる通りだと私も思います。
    私には短期に勝こともとても大きなテーマがですが(ーー;)
    お客さまを視点に置いた勝敗を考えることが大切なのですね。

    名古屋は朝から雨です。
    寒くなりました風邪など引かないようにお気をつけ下さい。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    (^^)シルバーラビットさんありがとうございます。
    自分を鍛えることが一番難しいみたいですね。
    だから、打倒000とうい目に見えた敵ライバル店がいないと
    部下にはわかりずらいみたいですね。

  3. 田舎の八百屋

    SECRET: 0
    PASS:
    初めて書き込みします。いつも楽しく毎日拝見させています。
    さて今回のテーマですがうちのライバル店が去年の11月いっぱいで
    閉店しました。おかげで売り上げが1割ぐらい増えましたが
    なんとなく気が抜けた感じです。やっぱりお互い競争しあった方が
    いいような気がするようなこの頃です。

  4. SECRET: 0
    PASS:
    (^^)田舎の八百屋さんありがとうございます!
    これからが自己確立の戦いですね!!
    相手がいれば相手に勝てば良いだけなので
    目に見えてわかりやすいです。
    しかし、相手がいなくなれば
    自店で鍛えて自店で改革しないと
    売上げも目減りしていきます。

    今の時代10%アップとは素晴らしいです!!

    ライバル店の売上げから見て
    閉店余波で10%アップは妥当ですか?
    それとも他店に流れていますか?
    流れているであろう他店とはどこですか?

    今度はそこがライバル店かも?

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