第１３４話　誕生週間！三つ子の魂を追う！

今週は１２月２１日で４２歳を迎える佐藤勝人誕生日週間として
私の原点である三つ子の魂を追ってみました！

小学６年生の放課後
ＰＴＡ役員の大人たちと一緒に
体育祭前の準備をしていた

身軽そうな私を相手に
一番偉そうな大人が寄って来て私に言いました。

ＰＴＡ役員「その学校の門のところにザクロの実が生い茂っているけど
　　　　　　１個ぐらい取ってきてくれないか？」

佐藤少年「それじゃドロボーじゃん！」

その他PTA「あんなにいっぱいあるから大丈夫、
　　　　　　　また、病院の先生の庭だから大丈夫、大丈夫、お願いだよ！」

ＰＴＡの偉そうな人から、
そして大人みんなに頼まれて

佐藤少年「わかったよ！」

塀をよじ登り得意気に１個取った！
やった！やった！
調子に乗った佐藤少年は塀から飛び降り
取ってきてくれるように頼まれたＰＴＡの役員さんや
その他の大人たちに渡す前に
友達みんなで美味しい美味しいと
ザクロを食べていました。

すると、そこへ、
学校の先生が登場！

何やってんだ！！！！！！！
盗んだのか！！！！！！！
お前がやったのか！！！！！！！！！

佐藤少年「エッ、あっ、そうじゃなくて・・」

ＰＴＡの大人たちを振り返ると
みんな見て見ぬふり・・・・
誰も助けてはくれなかった・・・
声すらかけてくれなかった・・

佐藤少年「エッ、！！！！！！！！！！」

その先生にはその場でブン殴られ！
終いには泥棒呼ばわりされ
１０日間ぐらい毎日職員室に呼び出され
担任の先生が居ない所で
怒鳴られなじられ嫌というほど怒られた・・・

その事件の記憶は３０年が過ぎてもいまだに鮮明に残っている。

その経験がサトーカメラの基本理念の
一つ中に折り込まれています。

「正義と誠実」
私達はたとえ会社命令でも、
上司の命令であったとしても
正義と誠実に反することは致しません。
自分の良心と誠意に従って行動します。

と、いう文面に落とし込まれています。

こういう基本理念とは降って湧いたわけでもなく、
どこからかコピーするわけでもなく、
誰かの真似をするわけでもない。

こういう自分がいて、
こういう文面が出来てから、

なぜ？そう思うのだろうか？
なぜ？そう感じるのだろうか？
なぜ？自分にはなにが以前にあったのだろうか？
一つ一つ自分を整理していきました。

常に自分を深化させる私の徹底ぶりは
自分を常に見つめ直すために
自分が生まれ育った近所に家を建て。

近所には子供の頃から顔馴染みのおじちゃんおばちゃんばかり
そして自分の子供まで自分と同じ小学校に通わせました。
親達は殆ど先輩や後輩ばかりの同窓会状態です。
３年前娘のなっちが６年生の時にＰＴＡ会長までやらせていただき
先生達や子供達やPTAさん達とも仲良くやらせてもらいました。
校長先生とも酒を酌み交わしながら親交を深め
地域社会というものを学ばさせていただきました！

一つ一つ子育てを通して
自分の三つ子の魂も
一つ一つ棚卸し整理しています。

こういうこともブレない自分、ブレない経営者、
ブレない経営を作っていく基礎だと思っています。

過去は変わらないが、過去から逃げない。
過去が今の自分を形成している。
その原理原則を知らない限り深化する進化は無いと思います！