昭和9年お寺の住職が起こした会社
なんとその住職が会社を興した理由が
仏教の伝道活動をするために
会社を興したというからビックリ
今では国内に6社
米国6社 欧州15社
アジア10社 計37社
社員数も国内2415名 海外2093名
そして国内シェア95%も抑え
世界シェア35%も抑えている
その精密測定機器
製造メーカー販売会社
世界の「ミツトヨ」
彼らは人間として立派になるためには
智・仁・勇の三つがそろわなければならないという
智だけでは冷たいし
仁だけでは弱くなるし
勇だけでは行き過ぎる場合もある
そこで智・仁・勇の三つが揃って
はじめて立派に完成した人間という
仏教を広めるには
仏・法・僧の三宝が基本であり
立派な人間がたくさん育ち事業も繁栄し
正しい宗教も広まって
世の中が平和で
各人楽しかれと願いを込めて
動き出したのが世界の「ミツトヨ」
そこで毎月社員向けに開催されている
祖先祭とは
創業以来行われている行事で
創業当初
昭和初期の日本は不景気で
世相が悪く
ナンセンスな時代だったそうです
工場で働いている若い人たちも
いくら真面目な者でも
この荒んだ都会の空気に触れると
安易で薄っぺらな生活に走りがちで
特に地方から出てきた人たちも
田舎から出てきた時の初心を忘れて
享楽の世界に走る人も多く
もし田舎にいたならば
恐らくそうにはならなかっただろうとも考えられる
祖先を忘れ父母兄弟を忘れ
一人生活をしているためにそうなってしまうのか
また勤務しながら不幸にも父母を亡くした人が
亡き人と対話できる場を社内に作ろうと
思ったのがきっかけだそうです
戦中戦後も絶えることなく
行われてきた世界の「ミツトヨ」の行事として
毎月世界各地の事業所で行われているというから
その徹底ぶりには驚きました
そして心の活力を得るために
毎回社外講師を招いて
お客様との交流を通じて
知的な刺激を受け
大きな視野を得ることが大切で
人間としての成長を図ろうという目的もあるそうです
そこで私佐藤勝人が
昨日7月に引き続いて
2回目の社外講師として世界のミツトヨ
宇都宮工場で働く600人を超える方々
さらには相談役に住職に取締役に幹部も含めて
みなさんの前で
演壇に立たせて頂きました
著書「エキサイティングに売れ」(同文館出版)
でも好評だった
佐藤勝人流の子育て論を
お話しさせて頂きました
想像以上に受けの良かったので
ホッとしました(笑)
ヨロシク