先日は栃木県立宇都宮商業高等学校
同窓会に顔を出しました
大先輩達は
栃木を代表する財界人ばかり
そして講演会には
ＰＬ学園の中村順司元監督が
1979年春の甲子園大会
PL学園対宇都宮商の
伝説の逆転劇を話してくれました
戦うことと相手を思いやる極意にしびれました
その後
懇親会では
大先輩達からの激励を受け
「さすがだ 佐藤君は頑張っているね」
「我が校の誇りだ 若手のホープだ」
「佐藤君は大手に立ち向かうから凄い」
「なぜニッチを狙わないんだ？」
「経営はニッチ戦略だろう？」
というありがたいお言葉ばかり頂きましたから
私は大先輩達に
元気に返してあげました
俺から言わせればニッチって何だ？
そんなものは何でも突き詰めれば
何だってニッチになるじゃないか？
逃げてばかりいたんじゃ勝てやしないよ
逃げちゃ駄目さ
逃げた先にニッチなんて無いのさ
戦った先に誰にも超えられない領域があるのさ
俺はそれがニッチだと思っていますよ
相手が偉いだろうが
大手だろうが
なんだろうが
デカイ奴だろうが
俺は怯まずに前へ進むよ
それを教えてくれたのは
大人の大先輩達だぜ
なんだい景気のいいときは
みんなしてデカイこといって
形勢不利になったら小さくなっちゃって
バカの一つ覚えのように
ニッチ戦略ニッチ戦略ってアホですか！
やっぱり経営は稲盛和夫？
そんなの俺には関係ねーよ
そして 今度はＯＢとして
ビックリするくらい優秀な後輩達に囲まれて
佐藤勝人先輩として吼える
いいかお前ら
大人ってな
上手い口を叩くことじゃないんだ
大人ってよ
こズルく生きることじゃないんだ
大人ってさ
表と裏をわきまえることじゃないんだ
大人っていう奴らは
謙遜して生きることじゃないんだ
俺が思う大人ってな
人のために戦える奴さ
人のことを少しでも思いやる奴よ
それが本物の大人なんだ
お前らみたいに甘っちょろい若造は
自分だけは騙されたくない
自分だけは損したくない
自分だけは得したい
自分だけ儲かりたい
自分だけ成功したい
自分だけは
自分だけは
自分だけは
なんで俺だけ
なんで私だけ
なんで俺だけがやらなきゃならないんですか
何で俺だけ
何で俺だけ
何で俺だけ・・・・で生きてるのさ
お前らはそんな奴と仕事したいか？
そんな奴に良い話がくるとでも思うか
そんな奴に良い仕事が回ってくるとでも思っているのか
そんなお前らが思うような大人が
本物の大人だと思ったら大間違いだ
よく聴けお前ら
私佐藤勝人は
宇都宮商高の恥と言われた
元来落ちこぼれの代表だ
そんな落ちこぼれの代表でも
目の前のことを
今期待されていること
今与えられたこと
一つ一つ全力を尽くしていると
上手い下手は抜きにして
それを認める「相手がいて」
それを認める「お客様がいて」
自分を導き出してくれる
「素晴らしい大人」に巡り合えるんだ
お前達も一般論に振り回されずに
その価値のわかる素晴らしい大人を目指せ
「他人に影響を与える人間になれ」
そのための能力だ
能力の持ち方は千差万別
地位や名誉ではなく
能力がないと影響を与えることができないから
まだまだしっかり勉強しろよ
俺も負けずに
まだまだ勉強するから
ヨロシク
